いらっしゃいませ!!
栃木県宇都宮市で24時間レッカー、レンタカー業を営んでいる者です(‘◇’)ゞ

「保険のロードサービス特約を使うと等級って下がるの?」

車のレッカー、バイクのレッカーについての記事を書いてからというもの、レッカー関連の質問をいただくことが急激に増えました。ありがとうございます!! 特に多かったのが、

「今までロードサービス特約なんて存在を知らなった」

って声です。正直知らない人が多すぎて少し驚いています。他にも

「こんな保険があるんだ。でも等級って、、、」

そういった不安な声も少なからずありました。そこで今日はこの場を借りてハッキリと言っちゃおうと思います。

自動車保険のロードサービス特約を使っても等級は下がりません。

大切なことなのでもう一度言わせていただきます。

等級は絶対に下がりません。

これは100%断言できます。

「保険を使う」っていうと、1~3等級下がってしまうので、損得勘定で使うか使わないかを判断する必要がある。

みたいな常識を刷り込まれている人って多いと思います。

実は保険には使って損をするパターンと、使った方が得をするパターンがありますので、今日は保険に関する知識をアップデートして、お得にカーライフを送っちゃいましょう。

保険のロードサービスを使っても等級は下がらない

ロードサービスは等級が下がらない

くどいようですがもう一度言っておきました。

「んー、、、本当に~?」

“保険を使う=等級が下がる”という常識が世間一般なので、この記事を読んでいる皆さんの猜疑心がむき出しになるのは仕方がないことかもしれません。

が、ご安心ください。保険のロードサービス特約は使っても基本的に等級は下がりません。

っというか、そもそもの話、”ロード+サービス”なんですよ。そうです、これは

サービスなのです。

例えば、

あなたはいま飲食店にいて料理を待っています。

のどが渇いたので店員さんに「お水をください」と言いました

店員さんは「承知しました」といってお水を持ってきてくれました。

「ありがとうございます」とあなたは言い、お水を飲みました。

お会計に水の料金って加算されていますか?

入っていませんよね?(笑)

海外ならいざ知らず、ここは日本です。

水やおしぼり、フォークやスプーンの利用料まで込みでの料理の値段ですよね?

この話で言うところの”お水がロードサービス”であり、”料理が車両保険”になります。

厳密には表現が違うかもしれませんが、なんとなくのイメージとニュアンスは伝わったと思います。

飲食店の場合、料理の価格にお水の料金も入っているのが普通。
保険の場合、任意保険(車両保険など)の料金にロードサービスも入っているのが普通。

この感覚が「保険でロードサービスを使う」ってことです。

「すいませんー、お冷ください」
「すいませんー、ロードサービスお願いします」

は、限りなく同じ意味を成しているのです。水を頼むときにいちいち

「お水を頼んだらお店に悪いかな」
「今は忙しそうだからお水は我慢しよう」
「お水を頼んだら追加で料金を取られるかな」

とかになりませんよね?ロードサービスも同じです。

水を頼むかの如くサクッとレッカーを頼めば良いのです。

が、多くの人は保険を使う使わないの話になると、なぜか急に弱気になりますよね。

初めてやることへの恐怖心なのか、日本の国民性なのかわからないですが、ご自身の愛車がトラブルの際には一度勇気を出して保険屋さんへ

「ロードサービスについて聞きたいのですが、、、」

と、電話で内容を確認してみてはいかがでしょうか?

どうしても不安な方は一度LINEにてご相談に乗りますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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無料だからってロードサービスを使い過ぎるとBANされる

この記事でくれぐれも勘違いしてほしくないのは、

「タダでレッカーしてくれるなら車のメンテナンスは壊れてから~♪」

という油断です。

これは絶対に禁物です。保険の趣旨をはき違えています。

本来ならロードサービスや保険なんてものとは無縁のカーライフを歩むのが一番の幸せです。

それを、ロードサービスがあるから定期的な整備はしない、保険に入っているから無茶な運転をしてしまう、そんな考えは本末転倒そのものです。

事故や車両トラブルなんてないがいいに決まっています。

が、それを0にするのが不可能だってことも大人の皆さんは同時に分かっていると思います。

この記事で伝えたいのは、万が一の不測の事態に対して、正しく冷静に賢く対処する方法、いわば処世術のようなものです。

ので、保険に入っているから~とか、ロードサービスがあるから~、みたいな甘えることが前提の考え方を持つのは良くありません。

そして何よりロードサービスはあくまでサービスなので、何度も使用してしまうと徐々に制約が増えていくことだけは覚えておいてください。例えば、

初めて使う場合→レッカー無料、代車30日間無料、宿泊費無料、簡易整備無料、タクシー代無料、新幹線無料
2度目に使う場合→レッカー30kmまで無料、代車15日間無料、宿泊費無料、簡易整備無料
3度目に使う場合→レッカー10kmまで無料、代車10日間無料、免責3万請求
4度目に使う場合→保険会社出禁(使いすぎBAN)

厳密には違いますが大体はこんなイメージです。

確かにロードサービスはお水を頼むのと同じだとは言いましたけど、過剰なサービスを繰り返し要求し続けるとお店から出禁扱いにされる、この想像はなんとなくつくと思います。

  • ビール1杯を頼んでお店に10時間居座る
  • ポテト1品を食べた後に閉店まで寝ている
  • コーラを飲んだ後にトイレの水で頭を洗い出す

飲食店でいうところのこんな感じです。最後の行為に関して言えばもはや警察出動レベルの話です(笑)

お店がなぜ多くのサービスを提供しているか、それは顧客の満足度を向上させたいからです。ようはお店の付加価値を増やしたいんです。

メインの商品をより魅力的に際立たせたいから、色々な無料のサービスを駆使して

「○○は良いよね~」

と思わせて、またその商品をリピートして使ってもらうようにしているのです。

保険屋さんはロードサービスがメインではなく、車両保険などがメインの商品なので、ロードサービスばかりお願いしていると保険屋さん的には損しかありません。

あなたは確かに保険料の支払いをして、保険やその他の特約を使う権利がありますが、使い過ぎるといずれ必ず出禁を食らいます。

あなたから支払われる保険料でレッカー代やらレンタカー代を保険屋さんが支払うわけですから、何度も何度もアホみたいに使っているとさすがに

「コイツのアカウントはBANしよう」

となってしまうのは当然の流れです。だって保険屋さんにとって得が何にもないですもんw

もちろん「自分が支払った保険料からレッカー代が賄われてるんだから文句を言われる筋合いない」って思う人もいるとは思うんですけど、それでも保険屋さん的には儲けが薄くなるので正論を振りかざしても煙たがられます。

ので、愛車を定期メンテナンスにしっかり出す、安全運転を常に心掛けるなど、当たり前のことですがまずは安全第一にカーライフを送れる努力を自分でしなければなりません。

古い車や外車やカスタムカーの故障率が多いのは仕方がないかもしれません。どれだけ気にして整備しててもまぁびっくりするぐらいぶっ壊れるので、

「何回もロードサービスのお世話になるな」

とは一概に言えませんけど、可能な限りの整備と配慮をして、できるだけロードサービスのお世話にならないようにしましょう。

JAFと保険のロードサービスの違い

対象物が違う

せっかくロードサービスの話が出たので、保険屋さんのロードサービスとJAFのロードサービスの違いについても掘り下げておきます。

ここまで読んでくれた方ならなんとなく分かると思いますが、JAFと保険屋さんのロードサービスの明確な違いは商品の対象です。

自動車保険は”車”を対象にしており、JAFは”人”を対象にしています。

自動車保険は、自分の車がトラブった場合に保険が適用されます。
JAFは、入会している会員がトラブった場合に適用されます。
※加入内容によって左右します

つまり、多くの人が契約している自動車保険は、契約している車にのみ効力を発揮する商品だってことを覚えておいてください。

例えば、

  • レンタカーを運転している時にレッカーが必要になった
  • 友人の車を運転している時にレッカーが必要になった
  • 親の車を運転している時にレッカーが必要になった

これらの事案が発生した場合、基本的にあなたが契約している任意の自動車保険の効果は一切発揮することができません。(事前に特殊な契約をしている場合を除きます)

つまり、人の車を運転しているときに事故やトラブルに合ってしまった場合、あなたの契約している自動車保険はクソの役にも立たないということです。

その場合は、その車の所有者が契約している保険が適用されます。

これが自動車保険は車を対象としているという意味です。

で、上記で話した3つのような状況でもレッカーなどのサービスを安く使えるのがJAFです。

JAFは、会員、つまりは人を対象にしているので、先ほど説明した

  • レンタカーを運転している時にレッカーが必要になった
  • 友人の車を運転している時にレッカーが必要になった
  • 親の車を運転している時にレッカーが必要になった

という状況でも、あなたがそのトラブルに巻き込まれていて、JAFの会員なら、問題なく会員価格でロードサービスを提供してくれます。

これが何を対象にしているのか、ってことです。

とはいえ、自動車保険とJAFではサービスの提供範囲が全然違うので、比較するのは微妙なのですが、同じロードサービスを提供している企業なので引き合いに出してみました。

ついでに言うと、任意保険は宿泊費や帰宅費用の負担、さらには代車の費用も負担してくれます。

一方のJAFはそういうサービスはない代わりに、会員にはバッテリー上がりやキーの閉じ込めを無制限で直してくれたり、会員証の提示でテーマパークやショッピングにおいて優待を受けることができたりします。

以上のことを検討して、自分の用途に合わせてJAFの入会も検討してみてください。

ロードサービスはクレジットカードでも受けられる

実は、自動車保険、JAF以外にもロードサービスを受けられるサービスがあります。それが

クレジットカード

です。

三井住友クレジットカードのロードサービスは、自動車保険の良いところと、JAFの良いところを合体させたようなサービスです。

もちろん年会費はかかりますし、自宅から直線距離で100km離れた場合のみって制約があるので、旅行などのロードサービス特化型と考えると結構アリなサービスだと思います。

カード年会費と緊急サポートサービス(ロードサービス)をつけて、年会費がJAFよりも安い3,685円です。んで、

  • バッテリージャンピング
  • レッカー移動
  • キー閉じ込み
  • スペアタイア交換
  • ガス欠
  • 応急処置
  • メッセージサービス
  • 代車を支援
  • 緊急の宿代を支援(1人1.5万円)
  • 帰宅にかかるお金を支援(2万円)
  • 車両の搬送にかかるお金を支援

を受けられます。

自動車保険のロードサービスを踏襲しながら、JAFよりも安い年会費でそれが実現できる。が、100km以上の制限がある。

クレジットカードのロードサービスは使い手を選ぶかもしれませんが、自分の用途に合わせてそれぞれのロードサービスを使っていきましょう。

でわまたっ、良きカーライフを。

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